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​日本語教育の夏フェス 

2025 

2025.9.13. Sat. 13:00 - 16:30
会場 東京外国語大学 府中キャンパス
参加費 
3,000円​ 

イベントは
終了しました
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プログラム (各講師のお名前をクリックすると、ご略歴とメッセージをご覧いただけます。)

【11:00~ 開場、書籍版売、協賛企業によるプレゼンテーション

13:00~14:30 講演・ワークショップ 選べる4つのテーマ(定員各50名)

​​

   日本語教師の新たな引き出し:「アドバイジング」の視点で支える学び
   ― 対話で育む自律性と学習者の気づき ―

    木下 直子 氏

   

   思考力を育てるために授業でできること

   ― プロジェクトワークを通して ―

    後藤 倫子 

   

   日本語学習者のメンタルヘルスにどう向き合うか

   ― 日本語教育者としてのアプローチと “Dos and Don'ts”
   (やるべきこととやってはいけないこと)

    白井 優 氏 

   学習者との共通理解ポイントを探ろう!

   ― 猫ダルマメタファーによるレポート指導体験 ―

    藤浦 五月 氏 

​​

​​15:00~16:30 対談型講演(定員200名)

  

   日本語教育×コーチング
   
― 伴走/伴奏者としての教師を目指して 

    横溝 紳一郎 氏 & 吉田 有美 氏
 

​​

​協賛各社によるプレゼンテーション、書籍販売も実施します。

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講演・ワークショップ 講師

木下 直子 氏(早稲田大学 日本語教育センター 准教授)

木下先生
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早稲田大学大学院日本語教育研究科にて博士(日本語教育学)取得。現在、早稲田大学日本語教育研究センター准教授。専門は、日本語教育学、音声教育、日本語学習アドバイジング、第二言語習得。主な著書に『日本語学習アドバイジング-自律性を育むための学習支援-』(共著, ひつじ書房)『ひとりでも学べる日本語の発音』(共著, ひつじ書房)『コミュニケーション・スキルの学び-グローバル社会を生きるためのレッスン』(共著, 実教出版)がある。

文部科学省(2024)の「認定日本語教育機関日本語教育課程編成のための指針」において、「学習を自ら管理する能力」が必須の学習項目として示されたことにより、自律学習の支援がこれまで以上に注目されるようになっています。そのような自律学習を促す支援の一つに、対話を通じて学習者が自ら日本語学習を進められるようにする「日本語学習アドバイジング」があります。「アドバイジング」と聞くと、単に有益な助言を与える行為と受け取られがちですが、一般的な「アドバイス」とは少し異なります。このワークショップでは、日常的に行っている「ティーチング」とは異なる視点から、「アドバイジング」の手法や考え方について、具体的な事例を通して考察し、新たな支援の引き出しを増やすことを目指します。

後藤 倫子 氏(東京外国語大学 非常勤講師)

後藤先生
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桜美林大学大学院博士前期課程修了

現在、東京外国語大学、亜細亜大学、目白大学、東京神学大学 兼任講師 
日本語教育の世界に足を踏み入れたのは、大学の交換留学生の授業とインドシナ難民子弟の高校受験対策を担当したのがきっかけ

著書に『思考力を育てる実践!発表プロジェクト』(凡人社刊)、『聴解が弱いあなたへ』『読解をはじめるあなたへ』(ともに共著 凡人社刊)等がある

「思考力」に関する書籍を多く目にするようになりました。教育現場でもビジネスの現場でも注目されるキーワードの一つです。教師は学生の「思考力」を引き出す授業が提供できているでしょうか。学生の「思考力」を伸ばすには、どうしたらいいでしょうか。

このワークショップでは、一つのプロジェクトワークを実際に体験していただきます。そして、日々の授業に取り入れられるヒントを皆さんと分かち合えたらと思います。

白井 優 氏(四谷ゆいクリニック英語診療部 精神科医)

白井先生
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高校での米国、大学でのドイツ留学を経て、金沢大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院、千葉県精神科医療センター等を経て2018年より現職。日本在住の外国人に多文化精神科診療を行っている。精神保健指定医、精神科専門医・指導医、公認心理師。ダイバーシティクリニックオーナー。

本ワークショップでは、日本語教育者あるいは日本語学習者を支援する立場の方々(=以下、参加者の皆さん)が、メンタルヘルスの問題を抱える日本語学習者(以下、当事者)に対してどのように向き合い、どのように対処すればよいかを正解がない状況で一緒に考えていきます。また、メンタルヘルス専門職としての経験を積んでいない参加者の皆さんが「手を出してはいけない」領域や「メンタルヘルス専門家につなげたほうがよい」事例なども交えて、いわゆる”Dos and Don'ts(やるべきこととやってはいけないこと)"を学びます。最終的には、メンタルヘルスの問題に対して正しい視点で当事者にアプローチができるよう、参加者の皆さんにとって改めて学び直しの機会となることを到達目標としています。

藤浦 五月 氏(武蔵野大学 准教授)

藤浦先生
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大阪・東京にて様々な大学での非常勤講師や企業・自治体向けワークショップ講師を経て現職。

これまで、日本語母語話者含む初年次教育のレポート・ライティング科目&留学生日本語科目コーディネーター、日本語教育実習、海外インターンシップなどを担当。

著書『レポートの筋トレ』(共著:国書刊行会)『大学生のための表現力トレーニング あしか』(共著:ココ出版)『レポート指導のトリセツ:学生がつまずくポイントを徹底解説』(ナカニシヤ出版)など

レポート指導で「ちゃんと構成と表現について解説したはずなのに…」「見本レポートを見せたはずなのに…」と思ったことはありませんか。私はあります。もしかしたら、教員側に見えている「構成」が一部の学習者には見えていないのかもしれない。どうしたら良いだろう…と、共著者中川と考え、辿り着いたのが猫ダルマメタファーを使った指導法と評価です。なんだそれは、と思った方、実際にメタファーと評価表を使いながら体験していただきますので、今の悩みを持ち寄りながら明日の指導に向けて一緒に考えてみませんか。

対談型講演 講師

横溝先生

横溝 紳一郎 氏(西南学院大学 教授)

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ハワイ大学大学院より修士(MA)および博士号(Ph.D.)取得。2024年度日本語教育学会学会賞受賞。日本語教師養成に加え、国内外での日本語教育・教師教育に関する講演/研修を行う一方で、在住地の福岡でさまざまな教育活動に積極的に関わっている。主な著書に、『日本語教師教育学』(くろしお出版)、『今すぐ役立つ!日本語授業 教案の作り方』(共著、アルク)、『日本語教師の成長と自己研修―新たな教師研修ストラテジーの可能性をめざして―』(共編著、凡人社)等がある。

目の前にいる人に「ことばがけ」をするときには、ことばをかけるタイミングや、かけることばの質と量が適切であることが重要です。日本語教師として、日本語教師教育者として、地域のオイシャン(博多弁でオジサンのこと)として、適切なことばがけができるように、かれこれ20年以上、試行錯誤を続けてきました。今回の講演では、コーチングのプロの吉田有美先生といっしょに、ことばがけについていろいろな角度から考えていきたいと思っています。

吉田先生

吉田 有美 氏(国家資格キャリアコンサルタント/認定プロフェッショナルコーチ)

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研修講師、日本語レッスン、キャリアカウンセリングをしています。

2002年より日本語学校にてクラス授業、グループ・プライベートレッスンを行う。留学生、ビジネスパーソン、教員、大使館員、アスリートなど30カ国以上の学習者へのレッスン経験あり。随時、日本語教育関係者への研修講師、企業・大学にてゲスト講師を務める。テーマは「コーチング入門」「アクティブ・リスニング(傾聴)」「日本語学習者との会話が広がるコミュニケーション」。

著書「日本語教師のためのはじめてのコーチング」

資格:国家資格キャリアコンサルタント、GSC認定プロフェッショナルコーチ

現在ますます学習者のニーズは多様化、細分化し、学習ツールや学習方法も私たちが語学を学習していたころは想像もできなかったほど進化しています。私たち人間の教師はどのようなことができるのでしょうか。ある学習者が言いました。「動画やAIを使って練習することはできます。でも一人で続けるのがむずかしい。(私には)ホンモノの人間関係が必要です」。そこで、今回「伴走/伴奏者としての教師」について一緒に考えてみませんか。

​協賛企業ご紹介 

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アスク出版

アルク

カシオ計算機

くろしお出版

​​国書刊行会

三修社

ジャパンタイムズ出版

​Jリサーチ出版

スリーエーネットワーク

​東京外国語大学出版会

ひつじ書房

​凡人社

協賛企業

協賛企業による書籍販売やセッション(希望制)も行います。

情報は順次ウェブサイトにて公表いたします。是非お立ち寄りください。

@2017ことばとまなびでつながるなかまの会

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友国際文化学院 教育推進室 気付

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